SOYBEAN's Loom

BEAN's LOOM

もっと楽に、楽しく。生きていきたい。うつ病・強迫性障害・HSP・全般性不安障害をココロに抱えていますが、日々奮闘しています。

私の中の世界

このブログを始めて昨日で半年なんだそうです。

ハーフバースデーとやらですね。

つまりうつ病と診断されてから半年以上経ったんですね。

近くのイオンモールで久しぶりに映画を見ました。

暗い環境と、音の大きい環境で、頓服を飲まずに耐えることができました。

とても楽しめたし、ひとまず

乗り越えたいものの1つを乗り越えました。

 

ところで、体調は回復に向かったものの

心はまだ、かなり病んでいます。

 

最近、自分のことばかりを考えていて、

好きなものを見失っています。

自分磨きに奮闘することも、

自分を活かすこともできない、

何していてもつまらないし、欲ばかり膨らむ…

自分に自信を持ちたくて、でも理想と現実のギャップに苦しんで、

 

昔からのことだけど、異常なほどに外見に囚われている自分が怖くてたまらないです。

 

 

芸能界の人が、痩せたとか、太ったとかで、

ニュースにまでなってしまうこの世界。

誰が可愛い。誰がかっこいい。タイプの人は?

彼氏は?彼女は?

あの人の彼女可愛くない、彼氏ブスだね。

なんて酷く干渉にあふれ、世知辛い

歩くだけでも緊張しちゃう、こんな世界大嫌い。

でも嫌いって思うってことは、やっぱり人の目を気にしているってこと。

 

人の目を気にしている分、人のことを気にしてしまう。

あの人可愛いな、あんな人になりたい。

でも、時々辛口になる。

人にされたくないことをやってしまっている。

 

人は見た目じゃないとそう信じたいけど

小さい頃からそうじゃないってことを見てきてしまった。

 

私より、もっと年下の子は

どれだけ生きにくい世の中に生まれたか。

これだけ化粧や整形が一般的になって、

そう言った情報も多く行き交い

純粋なものを、無垢なものを私たち大人が見失わせている気がする。

彼ら、彼女らの一生を想像しただけで苦しくなってしまう。

 

現代っ子は便利で羨ましいという人は、

私たち若い人たちがその情報や状況に免疫があると勘違いしている。

生まれたとき、丸裸だった時はみんな同じだったはず。

 

この便利な世の中を活かすも殺すも私たち次第だけれども、

勝手に作られた便利に放り込まれた子どもの気持ちは、生まれた時から大きなスクリーンに囲まれた子どもは、どう生きたらいいか、バーチャルとリアルの境目をなくしてしまったのは誰か。

それは少なくとも生まれたばかりの子どもたちじゃない。

 

求めれば求めるほど、人は作り出す。

 

こんなこと、こんなに便利にしてくれなくてよかった。

便利な中でそう思う。

便利を知らなければ、きっと苦だとも思わなかったと思う。

 

まったく無い物ねだりで贅沢な物言いだけれども、

 

もうきっと、こんな世界じゃなくちゃ生きられないと思うけど、

 

何か、こう、大切な

大切だったはずのものはどこに行ってしまったのか。

 

自分の中にある大切なものを奪っていく自分がいる。

 

どうやったらそういう事をやめられるの?

どうやったら大切な物を見つけられるの?

 

Siriに聞いてもGoogleに聞いても教えてはくれない。

これだけ便利なくせにそんな情報はどこにもないなんて。

やりっぱなしだ。

 

結局自分で見つけていかなきゃいけない事なんだ。

 

 

なんて世の中になったんだ。

なんて世の中にしちゃったんだ。

 

 

これは私の中の世界の話。

 

 

スター

 

 

 

 

確かに、

 

この病について、わかってほしいという気持ちはある。

でも、もう、わからない人に無理にわかってもらおうとも思わない。

私の、、私のこの世で1番大切な人が

ちゃんとわかってくれているから。

むしろ、この病の重さをわかってしまったら、

その人がどうにかなってしまうかもしれないくらい辛い病だから。

もうこれ以上、望まない。期待もしない。

 

 

 

ここ最近は起きることもツラい。体調の悪い日が続いている。完全にリバウンドしたみたいだ。

私は認めたくない一心で、病院にも行かず、減薬を続けているがそうもいかないらしい。

真っ先に母がそのことに気づいて、忙しい中仕事を休んで病院に連れていってくれた。残念ながらその日は主治医不在で受診しなかったけれど、1日一緒にいてくれて、本当に心が救われた。たぶん、寂しい気持ちと、うつ病の治療に対する焦りの気持ちが原因といったところだろうか。母から言われた。それは明らかに鬱の人が陥りやすいリバウンドの症状。病気とうまく付き合っていくには、ひどくなる前に気づいて処置しなくちゃね。

本当にいい人だ。

 

しかし追い討ちをかけるように、苛立つ身内がとても目についてしかたない。身内でさえ理解が乏しいこの病。これまで、心ない言葉を浴びせられたりもした。だから、症状だけが辛いわけじゃない。

でも、その状況に置かれた私を見守ることしかできない母はもっと辛いと思う。 

 

 

 

私は何年か前にファストフード店でバイトをしていたことがある。本当にちょっとの期間だけども。

そこでは、すごいことを学んだと最近になって気付いた。というより、それが私の今の考え方そのものになった。

それは、

 

子どもはみんな"スター"

という言葉。

 

子どもにはスターのように

特別優しく接しなさいという教えだった。

 

こんなこと言ったら心の狭い人間だと思われるかもしれないが、私は子どもがとても苦手だ。小さい子相手に敬語を使うし気を遣う。(姪と甥は別。笑、天使です。)そんな私も昔は保育士さんに憧れた。人の面倒を見たり、人のために動くことが好きだった。そんな私の純粋に人を想う気持ちは、幾度となく裏切られ、世間ではただのお節介なのだとようやく気が付いた、16歳。そして憧れは今や皆無に等しい。

そんな私に、その店の人は、生意気だろうが意地悪だろうが、スターは特別に優しくしてあげること

と教えてくれた。

 

 

家の中では、私達家族に対する身内の意地悪な言動は止まらない。でも、その人たち相手に、こちらが感情的になることは賢くない選択だと経験上、知っていた。小さい頃、味わった。逆らえば、母親が責められた。殺意が芽生えるほどだった。だから、昔から言われたい放題、されたい放題、いじめられた。泣いてはいけない、弱みを見せるな。負けてはいけない。家族のために。小さい頃の私はそう自分に言い聞かせ、尋常じゃないストレスだったけれど、逆らえばどの道、強烈にバカを見るから逆らわずにいた。

度重なるストレスに対して、いつの間にか私は、私なりの心の防御策を身につけていた。

 

大人もスターだ。

 

そうして身内に関わらず苦手な人にも、スターという言葉でフタをした。何を言われようが、そうかもね。と否定せず、私の意見は言わない。いつも肯定的でイエスマン。イエスウーマンか。

無力な自分に地団駄踏んで、涙をボロボロこぼして、大事な家族とどこか遠くに逃げたい。そう思ったこともあったけど、そうもいかない状況だった。だからスターという言葉でフタすることで、適当にテキトーにおだててあしらえた。相手はご満悦。それからますます八方美人になって、人に好かれることも嫌われることもなく、人に自分の想いを話すことさえなくなって、弱みや腹の内をまったく見せない、きっと、不思議であざとくズルい人間になっていった。それが1番賢くて、誰も傷付けることのない防御策。人を嫌ったところで、結局自分が傷ついて、身を粉にしてまで人のことを考えてしまう。だから嫌いという感情にスターという言葉でフタをして、優しくした。それなら人も自分も傷付けることなく済むと思った。

 

 

現実問題、心ない言動というのはやっぱり心の何処かに残っていた。

そして、うつ病になり、ココロがいっぱいいっぱいだと知らされた。

 

ほんとは、一緒に住んでいる人にくらい

この病気を、私を理解してほしい。

 

でも、わかろうとしない人にわかってもらう必要があるのか。

大切な大切な、大切な家族が、母が、

私を理解してくれているから、それでいい。と言い聞かせる。

 

やっぱあなたはママがいなきゃダメなんだねぇ、赤ちゃんみたい。そんなの気にしなきゃいいんだよ。結局は弱いんだよ。海外へ行くの延期したの?やっぱそんなもんなんだねー。なんて絶望の淵に立っている人間に平然と言える人に、私の想いは一生かけてもわかるはずがないでしょう。。。その人は一生、スターだ。もうなにも望まない、望めない。

 

期待すれば、傷つくのは私。

だからって嫌えば、傷つくのは私。

傷つくことや、ストレスから逃れるために

スターには今後も優しくする他ない。

今の私に、それしか選択肢はない。

けど実はもう、割り切れてるのかもしれない。

 

 

 

 

世界一のスターは薄情であざとい私自身なのかもしれない。

 

 

 

 

DESPICABLE ME、ミニオンに目がないっ!

 

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先日外仕事を頑張ったご褒美に母からもらった

ふせん&メモBOOK!

 

早速勉強に使いますっっ!

 

 

ここのところ、リバウンドといいますか、

先週先々週と頑張りすぎたしわ寄せが来ていて

今思うように体が動きません。

気分もかなり落ちています。さみしいです。

 

あまり充実していない毎日で

最近またSNSが怖いです。

友達の充実した楽しそうな姿を見て嬉しい反面、私の生活と比べてしまい、ココロが痛くなります。

しばらくSNSから離れようと思っています。。。

 

ブログは続けます。!

 

ニュースも最近は辛くなってしまいます。

安倍首相が追い詰められている姿や、これからどうなるか不安で仕方ない国際問題。

 

 

こうした私の姿を見て心配してくれる人もいますので

エチケットですね。少し距離を置いてみます。

 

そして今やっと勉強する気が湧いたので、

頑張ってみます。

 

 

先走るとこわい食事とバイト。

 

 

満腹感がこわいです。

調子に乗って食べすぎるとあとあと大変なこの病。

うつ病になってから腹8分目がとても重要になりました。

勢いに任せた食事は命取り。。。

たとえ8分目でもすっごく具合が悪くなります。

なんていうか、満腹感というのがたまらなく辛いのです。

待ち受けるのは吐き気や冷や汗、お腹にどしんと石が乗っかったようで、起きているのも辛くなるのです。。

うつ病あるあるでしょうか。

 

 

 

前回のブログで、バイトを始めたと書きました。

2日間バイトに行ってその週末、

ものすごくダウンしました。

バイトは楽しかったのでなんで具合が悪いのか最初はわかりませんでした。

とても辛くて、バイトを休もうかと考えましたが、

 

ここであきらめたら復帰できないかもしれない。

それにもしこれでいけたら今後の自信にも繋がると思う。

 

そういう考えでバイトには行く気満々でした。

症状は主に動悸や、倦怠感、体が重い、いろんな音や色などの情報に頭が混乱してパニックになってしまったりでした。

 

バイトの日、病院に行き、症状や今の状況を相談をしたところ、

「少し早かったね、ちょっと急いじゃったね」と先生に言われました。

バイトを辞めることになりました。

 

今思えば、もう少しでまたぶり返してしまうところでした。

 

病気になりたての頃よく聞いていた、"3歩進んで2歩下がる"という言葉が今になってようやく理解できました。

あれだけ期待を持ってバイトを始めたので気持ちはドスンと沈み、もう社会復帰なんかできないのかもしれないと思ったりもしました。そして優しくしてくれたバイト先にも申し訳なくて、

正直、ほんとにショックでした。

 

私は、ここにきて挫折しました。

 

けど、人のことを考えたり、先のことを考える余裕がないくらい辛かったのが、外に出て挫折できるまで回復したんだと思いました。

 

バイト先に正直に今の状況を話したところ、

辞める。じゃなくてしばらく休んだらどうか。と

提案してもらいました。

本当に優しいことばをかけてくれ、私に合わせて今後のことを話し合ってくれました。

 

今も体調は良くありません。

だからいただいた休暇でちゃんと体調をたて直し、またコンビニ店員にトライしたいと思います。!!

 

ほんとにいいお店に巡り会えました。

 

 

 

これから何度も挫折を繰り返すと思いますが、

きっとその都度成長できるんだと思います。

コンビニ店員S

 

久々に現れて 

立て続けの投稿ですが、(しかも内容が暗い~)

 

実はコンビニでアルバイトを始めました。シフトはお昼

日中の運動、人とのコミュニケーションのリハビリ、お金を貯めたい、社会勉強、、色々な思いや考えがあり、両親と相談して決めました!

 

外に出たいなと思うときが増えて、自分がうつ病であることを忘れてしまうほどよくなってきました。この頃『なにかに焦る』ということがなくなっていました。パッとしない毎日を送り、毎日社長出勤で、まただらけた生活に逆戻り。会社にも両親にも申し訳ない気持ちがありながらも、なんとなく甘えた気持ちもあってか、自ら率先して動くことができなくなっていました。そういう毎日に、喝を入れるべく、母の言葉『甘えられる環境の中で自分に厳しくなれたら、すごいよね』を胸に毎日を忙しく過ごそうと決めました。

 

面接はとても緊張したし、アルバイト初日、仕事をたくさん教えてもらったり、久しぶりに知らない人と話して、ヘトヘトになりました。他人と話すことへの免疫力が相当低下していると実感しました。体力も相当落ちています。でも夜久しぶりにぐっすり寝ました。good!

 

ところで、数あるアルバイトの中で、コンビニに決めた理由は、最近のコンビニは買えるもの、できること、山ほどありますよね。客としてはありがたい話ですが逆に店員さんからしたらやることも増えて大変ですよね。だから社会勉強にはぴったりだと思いました。思った通り、1日や2日で覚えられるような代物ではありませんでした。これまでたくさんコンビニに立ち寄ってきたけど、中の様子を見ているようで見ていなかったのだなと思いました。というか、周りを見てなかったんだなって感じです。昼時は暇そうって思われがちですが、朝のピークが終わり夕方のピークに向けお店を立て直すためにすごく忙しい時間帯でもあるのです。

 

そして、仕事を教えてくれるのはリーダーのレッドおばあちゃん。優しくて、明るくて、会って話をするためにコンビニに足を運ぶ客がいるほど人気のレッドおばあちゃん。おんなじことを何回も言っちゃうレッドおばあちゃん。何度失敗しても絶対に怒らず、フォローしてくれるレッドおばあちゃん。全然面白くないところでウフフッッツとかアハハァッッツって店内に響き渡るほど甲高い声で笑っちゃうレッドおばあちゃん。私はレッドおばあちゃんの孫の2個下なんだとか。私が生きている年数よりもながくコンビニで勤めてるベテランなんだとか。最近の私の頭の中はレッドおばあちゃんでいっぱいです。

店長や、先輩も優しい人ばかりで、当たり引いたなぁと思える職場で、外の世界に出るためのリハビリにはとてもいい環境です。

 

しかしまたしても問題が、、、。

 

新しい仕事を始め、ささっと覚えたい!すぐにでもプロフェッショナルになりたい!すぐさま結果を出したい!という悪い癖がまた発動、しかけました。タバコの銘柄を暗記したい!だとか、商品の配置を暗記しようだとか、他の店舗を見て回って色々予習してみようかなとか、全部を全部、すぐに頭にたたき込もうとしてしまう昔からの癖です。

そういう1つ1つの小さな癖やこだわりは、私が心を病んだ原因でもあるので、ゆっくり覚えるというスタンスで、のめり込みすぎに注意します。

 

あ、あと、

生まれて初めて、廃棄の作業をしました。

その日いつもより廃棄の量が多く、序盤からかなり胸が痛み心が疲れました。

本当にもったいないぃいーーー涙涙涙涙涙

本当に捨ててるんですもの!そりゃそうだけど!

1週間くらい生活できそうな数の品々、、、

お腹痛くなっても文句言わないから破格で私に売ってくれ!!!って心の中で叫びました。

けど廃棄出るたびに買ってたらお金たまんないかっ笑

フライヤーもそうですが、廃棄が出ないように計算して作って売るのってとても難しいことです。

父も、仕事が途切れないようにしなければならない、けど仕事が多すぎてもいけない、というもはや『賭け』に毎日頭をフル回転。

経営するってことは本当に大変なことだと思いました。

 

けどやっぱりこうやって自分の過去やコンプレックスばかりに悩むんじゃなくて、いろんなことに興味を持って、考えたり感じたりするっていうのはとてもいい刺激です。

 

今後も、本業の事務仕事を頑張りながらアルバイトも頑張っていこうと思います。

 

 

                                                              コンビニ店員S

 

 

もしもひとつ願いが叶うとしたら

 

 

いつかの朝、

通院中の病院の待合室でHSPに関するチラシを目にした。

 

確か前に就職活動をしていた時、

長所の記入欄に感受性が豊かだと記入した。

感受性という言葉の意味を間違って捉えていないかと不安になって

インターネットで調べた時に一瞬目にした言葉だった。

 

 

私は気になって順番待ちをしている最中、インターネットで検索した。

https://hikaru3.com/hsp-ni-tuite/

HSP、The Highly Sensitive Person(とても繊細な人)(ザ・ハイリー・センシティブ・パーソン)

そのサイトにはどのくらい自分が物事に敏感か診断するためのテストがあった。値が60点以上ならHSPの可能性が高いというもので、私の得点は139点だった。

 

 おそらく、私はHSPだ。

 

そのサイトに書かれているものを見た時に、

私だけが変なんじゃないんだ。と今まで自分の感情に抱いた疑問が一気に解消されたかのようでスッキリとした。

 

私は、強迫性障害全般性不安障害、そしてHSPを小さい頃から抱えて生きてきた。

少し前に診断された自律神経失調症の症状によって、嘔吐恐怖症でもある。でも昔から吐くのを我慢する癖があったのは覚えている。

そして、少し痛いだけで癌ではないかと深刻に考え込んでしまい医者に駆け込む、癌恐怖症でもある。

外見に異常なほどのコンプレックスを抱え、

それらの精神疾患が元で、今ではうつ病を患っている。

 

精神疾患についてインターネットで調べていたとき、

精神障害という言葉を目にした。

 

あ、私って精神  障害者なんだ。

 

スッキリとしていたはずの胸に、どしんと大きな石が乗っかった。

 

五体満足で産まれ、何不自由なく、健康そのもの。

多少体が弱くても、それは障害と呼ぶほどのものではなかった。

これまで障害を持った人に出会っても、差別的な目で見たことはない。私には想像もできない苦労があるだろうと思っても、障害のない人にもそれぞれ苦労はあるし、みんな平等に愛情をもらうべきだと思っていた。

障害なんてものは、みんなの顔が違うことみたいに感じていた。

 

そう思っていた。

 

20年生きてきて、初めて突きつけられた

障害者という言葉。

衝撃的で、とてもショックだった。

でも確かに見えない障害をたくさん持っている。

自覚してしまって、涙が出そうになった。

急に怖くなって、とても不安になった。

夢や、憧れたものから、一気に遠ざかったかのようだった。

こんなことを言えば不快に思う人もいるだろうけど、

私は私自身を軽蔑したのかもしれない。

また、そういう自分をも軽蔑したのだと思う。

 

 

 

帰宅してから、私はリビングのソファーで横になった。

そして思い出すのは家族の顔。

それから今日のことをまた思い出した。

母に、今日のことをメールした。

そしたらすぐに、気に病まないで!と返ってきた。

 

母とは似てるところがたくさんある。

おそらく、精神的な病は母譲りだ。

だからいつも私の気持ちを1番に理解していつも私の味方だった。

自分に対しては人一倍ネガティブなのに、私にはいつも前向きな返事をくれる母。

母に話すといつでもなんでも自分の悩みはちっぽけになる。

でも、今日は少し違った。

母のメールには、うん!と返した。

それ以外何も言葉が浮かばなかった。

夜になっても気分は沈んだままだった。

一日中悩んで、むしろ悪化した。

 

母とお風呂に入って、今日のことをまた、話した。

そして、私のわるい所が似ちゃったんだね。と言われた。

 

ふと思った。母のそういうところを、わるい所だと思ったことないや。

むしろ情の厚い、心の温かい母を尊敬して生きてきた。

 

ん?、これは長所じゃないか

私は人よりも、繊細で、複雑で単純な、色んな感情を持っている。感情の起伏が激しくて、笑って怒って泣いて、また笑って。だからなんだっていうんだ。私は幸せをたくさん知っているし、私は人より人らしいのかもしれない。

気持ちが吹っ切れて、またいつもみたいに母に将来の夢を話した。

そしてまた、ニュージーランドに行った時見た満天の星の話、夜飛行機の中で見た景色の話もした。

夢と神秘で満ち足りた気持ちになって、すっきりしたと思ったら、またすぐになにかのことで悩みだした。そういうことをなんども繰り返す。

 

それが  私  らしい。

 

 

『もしもひとつ願いが叶うとしたら?』

 

携帯から流れる音楽が、私に問いかけた。

これまでなんども問われた問題。空が飛べるようになる?食べても食べても太らない体になる?お金持ち?不老不死?でもそれら全て幸せとは限らない。

 

しばらく考えて、思いついた。

 

 

こんな自分を心から愛せるようになりたい。

他人と比べたりしないで、

私らしく。自分は自分。と言いきれるくらい。

 

 

そしたらきっと、

幸せを知ってるだけじゃなくて

幸せになれるのかもしれない。

 

 

しかくい世界

 

どうして人は

 

人を誹謗中傷し、追い詰め陥れるとき

あんなに一致団結できるのか

あんなに夢中になれるのか

 

いつもは全然違うのに

 

 

どうして人は

 

人を責めたてるとき

あんなに目がギラギラとするのか

あんなに生き生きとするのか

 

いつもは全然違うのに

 

 

私も、そうなのだろうか

生きるというのはそういうことなのだろうか

 

 

人が人と協力することは、応援することは

人が人を信じることは、愛することは

 

 

そんなに難しいことなのか

 

 

薄っぺらい、しかくい世界は

どうして

こんなに悲しくなるのか